『恵比寿Batica 年末大感謝祭(DJほわどる)』
恵比寿Batica、12月18日(月)、18:30開場・開演。
「年末大感謝祭」
出演:WHY@DOLL(ほわどる)、Okadada、DJ Megu、小西康陽。
豪華な出演者によるDJパーティー。
ほわどるのDJプレイを拝見するのは、はじめて。
下記の画像は、ちはるんのツイートから借用。
オーディエンスをかき分けて後方から登場した、WHY@DOLL(ほわどる)ちはるん、そしてはーちゃん。
画像をご覧いただくとおり、ちはるんは無地のピンク色ニットシャツ、そしてはーちゃんは自身のイメージカラーである無地なイエローのニットシャツ。
そのシャツに、2人ともチェックのスカートを合わせるという、シンプルなのだけどエレガントで上品なスタイル。
その衣装スタイルが、ただでさえ愛らしくてキュートな2人の雰囲気を一段とアップさせている。
これは、タマらない。
ヲタ、垂涎である。
DJブースにセッティングされたデータファイルDJ装置を作動させ、トラックを流し始める2人。
DJプレイが交互に代わるのだけれど、その都度、画像で見えるヘッドフォンが2人の間で行ったり来たりして、それを耳にあてる。
このヘッドフォンがまた、画像のとおりホワイトなので、ときには、ちはるんのセミロングヘア、ときには、はーちゃんのロングヘア、それぞれの流麗なヘアスタイルの上に乗っかってしまうと、ありきたりなのだが “美しすぎるDJ” という言葉が必然的に浮かんできてしまう。
女性のDJプレイを拝見したことはないのだが、それでもあえて言い切ってしまおう、わが国でもっとも美しいDJがここにいると。
しかも、それが1人ではなくて2人なのだから。
そして、その2人がDJプレイ中に相手の耳にささやいたり、何かを確認するためなのか目で合図するために見つめ合ったり。
そうなってくると、2人による美しさは2倍ではなく2乗になっている。
そんな雰囲気で進められていたのだが、途中、楽曲をフェイドアウトさせてからマイクを握ったはーちゃんが、この日の最初に放った言葉は、
「ほかのDJの方は、どれくらいしゃべるんですか?」
そう問われても、なんて答えたらよいのかわからず、だれも何も言えない。
だって、まったくしゃべらないDJは普通にいますから。
「前回はここで一人でやったんですけど、今日は2人なので気が楽です」
たしかに、2人の共同作業で行ったほうが余裕を持つことができるのはまちがいなく、見ていてもその余裕がはっきりとわかり、お気に入りな楽曲が流れてくると口ずさんでみたり、その楽曲の手振りのマネをしてみたり。
そしてこちらは、そんな2人の楽しんでいるのを眺めていると、その楽しさが伝わっくるから、より一層、楽しくなる。
また一瞬、ハッとした、やってしまった、という表情をはーちゃんが見せたのは、のちのトークで本人が明らかにしたところによると一曲飛ばしてしまったためだそうで、でもそれは、言わなければまったくぼくらにはわかるはずもないわけで、でも素直にそれを告白してしまうところに、ますます好感度がアップしてしまう。
予定していた楽曲を流し終わったところで、2人が持ち歌を披露。
ということで、はーちゃんがさっそくDJ装置をいじったら、わずかに流れただけでなんと無音に陥ってしまう。
ちょっといじくってもダメなようなので、ここはやむを得ず2曲目に用意していた「Magic Motion No 5」から。
そしてこの曲が終わったところで1曲目に戻ったのだけど、観客はもう、さきほど少しだけ流れたイントロで何の楽曲かはわかってしまっていて、その曲は「恋なのかな?」
こういったちょっとしたハプニングも好ましく思わされてしまうのは、ほわどるの2人がとても魅力的だからこそ。
最後にはーちゃんが、
「もっと勉強していろんなことをしてみたい」
と言っていたけど、そうなってくれればますます、うれしくなってしまう。
そして、DJをするならば、いつもかならず2人でプレイしてもらいたい。
それがいちばん、ほわどるらしいと思えるし、2人にとっても、そして観客やヲタにとっても、それがいちばんよろこべるのではないかな。
この日のプレイリスト(ちはるんのツイートより)。
K-POPしばりということで、自分はまったくK-POPを効いてこなかったけれど、そんな自分がK-POPの良さに触れたはじめての日にもなった。
これもまた、ほわどるのおかげ。